前回のエントリで良くわからないと言っていたShoulder-Strap Insignia、何となくどういう物だかわかって来たので備忘録兼補足的にメモをしておく。あくまで何となくであり本当の所どうなのかは良くわからないんだけども。
つまる所Shoulder-Strap Insigniaってのは、肩の階級章につける追加の小さなバッヂの事みたい。例えば第1SS装甲師団"LSSAH"所属人員の肩章についてるLSSAHのモノグラム(参考:Wikimedia Commons / 着用例)みたいな奴。あれを全部引っ括めてShoulder-Strap Insigniaと英語では呼ぶらしい。
この手のバッヂが付いてるのはLSSAHだとか極限られた師団だけだと思っていたけれどもどうもそうではなかったらしく、要はLSSAHみたいな特殊なデザインの物を着用している師団が少ないだけで、肩章には割と色々Shoulder-Strap Insigniaがくっついていたみたい。(参考:Wikimedia Commons – 右端の規格帽被ってる国防軍兵士の肩章に注目。228の数字が見える。)
前回のオスプレイ本によれば、西部戦線に配置されていた第5山岳砲兵連隊は兵科色が鮮紅色、特記事項はエーデルワイス章、そしてShoulder-Strap Insigniaは111/191/1057との事。つまりこの時期にこの連隊に所属していた兵の肩章にはこの3つの数字のうちどれかがくっついていた、という事らしい。
この辺りを再現できると一気に作品の差別化が出来そうなんだけども、問題は1/35ではほぼ再現が不可能って事かなぁ。大スケールで何か作る時はちょっと考えても良いかもしれない。そんなShoulder-Strap Insigniaについての補足で御座いました。
じゃあ、今日はここまで。