ネタ元はコチラ。PetaPixel, 9/13/2017ポストの和訳。本年度冒頭に発表されたコダックのリバーサルフィルム「Ektachrome」再発売に関してのアップデートのような物を勝手に翻訳。誤訳珍訳御容赦あれ。基本的には原本と突き合わせて確認の事。
コダックのEktachromeでもう一度写真を撮りたい?もうすぐそうなりますよ。コダック曰く、限定的ではある物の本年度末にこのフィルムは復活し、本格的な発売は2018年になるとの事。
Kodak Alarisは1月のCESにおいて、ディスコンになってるEktachromeの復活を計画している事をアナウンスし、2017年のQ4には35mmのEktachromeが販売店に並ぶだろうと語った。数ヶ月に渡る沈黙はあったが、どうもプロジェクトの進捗は順調のようだ。Facebook上でのフィルムに対しての質問に対し、Kodakは「限定的ではあるが」「市場テストの為」本年度中にEktachromeは発売された上で、「棚に並ぶ」のは次年度になると回答している。
未だに良くわかっていないのは、このEktachromeの復活劇の背景にいる企業だ。元々CESにおけるアナウンスはKodak Alaris、即ち英国のKodak Pension Planの子会社でありKodakの個人向け写真事業を担っている企業によって為された。だが、上記のFBコメントは米国のEastman Kodak Companyの公式Facebookページにて為された。
我々はKodakにコメントを求めてコンタクトした。何か続報があればアップデートをする。
CESにおいてKodakのChief Marketing OfficerたるSteven Overmanは「Kodachromeの復活も検討はしている」とコメントして我々を興奮させた。Kodakchromeファンにとっては残念な事に、数日後「Kodachromeの復活は”非常に難しい”」として取り消された。そういう事で、今はとりあえずEktachromeだけだ。
(via Kodak via The Phoblographer)
アップデート: これは早い。KodakはPetapixelに対し、Ektachromeの復活は二社の共同プロジェクトであると説明した。Kodakのスポークスマン曰く「言わば我々は、Kodak(イーストマン)がEktarchromeフィルムを製造し、Alarisが35mmフィルムの販売と宣伝を行うのです。Kodak(イーストマン)は8mmフィルムとスーパー8カメラの販売と宣伝を行っています。」
アップデート: Kodakからの新Ektachrome開発と二社の関係性に対するプレスリリースのオリジナルはこちら
Kodak(イーストマン)はEktachromeをニューヨーク州ロチェスターにあるフィルム工場で生産し、またスーパー8用Ektachromeを直接宣伝/販売します。
2013年より独立した会社となっているKodak Alarisは、スチル写真用のKODAK PROFESSIONAL EKTACHROMEフィルムを135フォーマットの36枚撮りとして販売する。