というわけでまさかの続きエントリ。基本的に長くなろうとも一エントリに纏めたがる癖が手前にはあるので、中々珍しい展開ではないかと。というわけでワンフェスレポートその2で御座います。
毎度非常にクオリティの高いフィギュアを作っておられるKlondikeさん(web)製作のフィギュア達。クールで且つアニメ系のデフォルメに寄りすぎていない、セミリアルな造形が大変鮮やか。
グッと彩度の落とされた完成見本の塗装と相まって、非常にクールで、どこか儚げな雰囲気を漂わせているのが素敵でございました。上のツインテールの少女とこのマントを羽織っている少女の服装はソビエトの制服モチーフなのかな。お尻のポケットの所に赤い星ついてるし。3枚目の写真に写っている、ウサギの耳のついたカチューシャをつけている少女は、今回が最終頒布との事でした。
圧巻だったのはこの1/1PTRD1941対戦車ライフル。1/1ですぜ?凄まじい存在感と重厚な雰囲気。銃身はアルミ削りだし。薬莢まで完全再現。確かBB弾も撃てるとかおっしゃってたような。巨大なリコイル用のばねに注目、。死ぬほど詳細な資料も販売しておられました。(旧)和室工房さん(web)製作。
ちらほら見かけた映画「サマーウォーズ」関係のフィギュア。劇中カズマ君が操るキングカズマの立体物がやはり多かったように思う。まぁ、活躍するしね。そんな中で珍しく夏希先輩のアバターを立体化されていたのはうつねこ亭さん(web)。出来も大変素敵で、劇中の凛としていながらどこか可愛らしい姿を見事に立体化しておられました。横に立っている仮ケンジのアバターも随分立体物あったなぁ。
タツノコの「科学忍者隊ガッチャマン」より、大鷲のケン。マントの処理の見事な事ときたら!鳥モチーフのガッチャマンのマントの処理としては、ある意味一つの回答なんじゃないだろうか。顔も良い意味で非常にバタ臭くて、あのタツノコ顔になっていたのはお見事。薄いスーツの下に鍛えられた筋肉がある表現も綺麗だしね。非常に格好良く御座いました。ヤロウドモさん製作。(web不明)
エポキシパフェさん(web)製作、今川監督の超人大戦「ジャイアントロボ 地球が静止する日」より、素晴らしきヒィッツカラルド。作中妙に軽やかで鮮やかな(怪しげな)ステップを刻みつつ、指パッチンで相手を真っ二つに切り裂いて行くという中々にキているキャラですが、その怪しげでありながら軽やかな雰囲気を見事に再現しておられました。手前がブースの前を通りかかった時には既に売り切れておりました。そりゃあこれだけ出来が良ければなあ。ちなみにヒィッツカラルド、名前が手前と近しい事もあって大好きなキャラクターです。
今手前の周囲でジワジワと話題になりつつある漫画「乙嫁語り」から、主人公であるアミル・ハルガル。胸像としての収まりも良く、中央アジア/シルクロード近辺特有の色鮮やかで且つ装飾の多い服装が目を引いて見ているだけでも楽しい素敵なキットでした。繊細な模様の塗装とか、見どころも多いので、あわよくば欲しかったけれども、行った時には売り切れ。さもありなん。あいまいみまいさん製作(web)。
以前ネットで製作途中の写真を見かけて驚愕した、超時空要塞マクロス」より、デストロイドモンスター。それも1/72スケールで。ヘパイストスさん(web)比較用に、1/72のミニスケキットが並べておいてありましたが、全く話にならない大きさ。こういうのを見ると実際に二足機動兵器って成り立たないんだろうなぁ、とか思ってしまいます。ただ巨大な、巨大であるが故の存在感は抜群でした。並べて売っておられた1/350戦艦扶桑も精密感に溢れた出来で、最初プラキットかと思ってしまいました。
つづく
追伸:更新がスッとろい、お前の感想なんかいらねぇからとっとと写真を見せろ!という方のために撮影した写真をアップロードしました。ご覧下さい。