さぁ段々と日本が暑くなって参りまして。これは酷い。どうにもカナダで一年の大半を過す生活を四年も続けたせいでしょうか、暑さという物に酷く弱くなっております。部屋でも額に汗が浮いている事が多く、大変不快な気分になる事もしばしば。今から冬の到来が待ち遠しくてなりません。
昨日は高校時代の後輩と飲んで参りまして。とは言え手前はアルコールに対してアレルギー反応に近い物を持っておりますので、手前自信は一切呑まないのですが。対照的に後輩はまぁ酔わない女でありまして、煙草を吹かしながら酒を飲んでおりました。演劇という所謂ヤクザな商売の側にいる女だけありまして、そのタフさには毎度感心しておりますし、色々と得る物が御座います。大変に楽しい席で御座いました。何より美女と語らうってのは、勿論楽しい事で御座います。ましてや頭の切れる美女をや。
それはそうと二日程前にふと思い立ち、以前に写真を一度だけ放ったペガソモデルズの、塗りくさしだった54mmフィギュアを引っ張りだして参りました。原型はMaurizio Bruno氏。ナポレオン戦争時のイギリス軽竜騎兵第11連隊の士官をモチーフにした代物。54mmフィギュアとしてはややデカめの体躯、キレッキレのモールドと格好の良いポーズ、そして素敵な表情の顔、と所謂ペガソスタンダードの出来はお見事と言うより他無く、肋骨服や深い青のジャケット、更には目を惹く帽子の房等々非常に見せ場も多いフィギュアでありまして、何とか完成させてやろうと思い立ち作業を再開しまして。この辺りはメタルフィギュアの良さというか、そのプラやレジンと比較しての頑丈さは松本州平先生が言う所の「熟成」(=製作をどこかの段階で止めて又手をつけるまで保存しておく事)を容易ならしめるわけで御座います。
完成したのがコチラ。一応今回はカラーレシピが残ってるので備忘録的に記載
- 顔
- ベース:ファレホ 70927(019) “Dark Flesh”
- 1stシャドウ:70927+70818(136) “Red Leather”
- 2ndシャドウ:1stシャドウ+70818
- 3rdシャドウ:70818+70822(150) “German Cam. Black Brown”
- 1stハイライト:70927+70815(017) “Basic Skintone”
- 2ndハイライト:1stハイライト+70815
- 3rdハイライト:2ndハイライト+70820(004) “Offwhite”
- 白目:70820
- 黒目:70822
- 瞳孔:70950 (169)”Black”
- 目のキャッチライト:70820
- 服
- ジャケット
- ベース:ハンブロール104 “Matt Oxford Blue”
- 1stシャドウ:104+33 “Matt Black”
- 2ndシャドウ:ファレホゲームカラー 72022 “Ultramarine Blue”+70950
- 3rdシャドウ:2ndシャドウ+70950
- 1stハイライト:104+22 “Gloss White”
- 2ndハイライト:72022+70820
- 3rdハイライト:2ndハイライト+70820
- 飾り紐等:不明(ハンブロール34 “Matt White”っぽいけど記憶なし)
- ズボン:不明(ハンブロールの34をベースに油彩のランプブラックでも混ぜたかな?)
- カマーバンド:70909(028) “Vermillion”
- クラバット
- ベース:70950
- ハイライト:70950+70820
- 襟:70837(007) “Pale Sand”に70939(181) “Smoke”でスミ入れ
- ジャケット
- 剣
- 提げ紐
- ベース:70846(139) “Mahogany Brown”
- シャドウ:70950
- ハイライト:70981(131) “Orange Brown”
- 縁取りと模様:ファレホゲームカラー72006 “Sun Yellow”+70820
- 鞘:ホワイトメタル地に70939でウォッシング、その後綿棒で拭き取り
- 柄:ファレホのアルコール系メタルカラー790″Silver”
- ベルト:ジャケットの襟と同じ
- 提げ紐
- なんか腰から提げてる奴
- ベース:72022+70950
- 縁の模様70950に790で模様を掻き込み
- 中央のシンボルと文字:790
- 王冠マーク:シタデルカラー61-63 “Shining Gold”に70909で赤
思い出せる限りではこんな感じで御座います。
Flickrのフォトアルバムはコチラ。TINAMIにも上げております。
じゃあ、今日はここまで。