数ヶ月の沈黙を物ともせず颯爽とエントリをポストする本ブログで御座います。今年は第一次世界大戦、The Great War, The War to end all wars等々様々に呼ばれる戦役から100年という節目の年でありまして、各社から第一次世界大戦関連のアイテムの発売が相次いでいる今日この頃。特に欧州メーカーはその辺り避けて通れぬようで、当然昨今渦中のウクライナはマスターボックスも、何を思ったのかマークI菱形戦車を(それも各種サブタイプを)発売してきているわけで御座います。
キットはMaster Boxスタンダードなグレーのプラの整形で、部品の合いも特に問題無し。分割としてはえエアフィックスの1/76マークIにHighly Inspired な部分が多々見受けられますが、とはいえこの形状をキット化する以上は果たして他に分割法があるのか、と問われれば甚だ怪しく、いわば合衆国のスペースシャトルとソヴィエトのブラーンの関係と言えるでしょうか。
昨今技術をメキメキとつけてきている同社だけにモールドは中々キレておりナイスバルクを感じさせるのでありますが、繊細なリベットが時折繊細すぎて消えている場所も見受けられます。適当に植え直すか、或いは描いてしまった方が精神衛生的に宜しいかなぁ。
で、ザックリと基本塗装を完了致しました。ファレホの70914(119)グリーンオーカーに70939(181)スモークを混色した物で全体を塗装した後、70837(007)ペールサンド→70913(121)イエローオーカーでハイライト。同ファレホのサテンバーニッシュを全体に吹きつけた後、Mr.Colour GXの100、スーパークリアーIIIで全体をグロスまで持ち上げた後、ハンブロールの10番、Gloss Service Brownでスミ入れ。その後リベットヘッド等にファレホの70837で明色を置き、輪郭を強調。そんな感じでやっております。
上の画像は基本塗装が終了した段階の右側面と、スミ入れと輪郭強調まで終了した左側面の比較。左側面のコッテリ感を自画自賛。
じゃあ、今日はここまで。