[写真] Neopan Acros II 試写

フィルム辞めたくてしょうがないオーラを出してるフジフイルムがその最後のモノクロフィルムだったNeopan Acrosをばっさり叩き切ってより幾星霜、いつの間にやらNeopan Acros IIとして復活しまして。巷で諸々言われている通りMade in Japan表記からMade in EUになり、スプールもフジ特有だったロック付きの物からシンプルな物へ。更にエンドテープもシールタイプだった物が普通のベロベロ舐めるノリ止め式になったりと、まあほぼ間違いなく製造自体はイルフォードでしょう。

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とはいえその性能はかなり旧Acrosめいた感じでして。長時間露光が1000秒程度まで補正不要だったりキテレツな性能なのは変わらず。手前比較的コダック党なのですが使ってみない事には批判もコメントも出来ないわけで、120の方のAcros IIをLinhof Super Technika Vに突っ込み、試写へと出かけました。

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コンテナヤード
Linhof Super Technika V, Fujinon A 240/9, トヨ6×9ホルダ
Fujifilm Neopan Acros II, Fuji Microfine 1:1
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万世橋
Linhof Super Technika V, Fujinon A 240/9, トヨ6×9ホルダ
Fujifilm Neopan Acros II, Fuji Microfine 1:1
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秋葉原
Linhof Super Technika V, Fujinon SW 90/8, トヨ6×9ホルダ
Fujifilm Neopan Acros II, Fuji Microfine 1:1
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Linhof Super Technika V, Fujinon SW 90/8, トヨ6×9ホルダ
Fujifilm Neopan Acros II, Fuji Microfine 1:1

結論驚く程Acros味でちょっとビックリ。もっとイルフォっぽい雰囲気かと侮ってたんですが。製造委託って形で2枚目3枚目なんて4秒近い露光をしてるんですが無補正。実にAcrosっぽい挙動だと思います。

個人の好みとして物凄く好きなフィルムではないけれど、味もへったくれもなくただ写って欲しい時(それはデジタルで良いのでは?)には選ぶかもしれません。

じゃあ、今日はここまで。

5本セットから1本売りに。割とこれはポジティヴな変化だと思ってて。1本2本ポロポロッと買うような私には歓迎です。

新アクロスは135も。寧ろこっちの方が使う頻度は高いかも。ミクロファインとの組み合わせで圧倒的な微粒子が得られるのは嬉しい。

でも個人的にはT-MAX400をHC-110の1:67とかで使うか、IlfordのDelta 100のが好みです。