フィルム辞めたくてしょうがないオーラを出してるフジフイルムがその最後のモノクロフィルムだったNeopan Acrosをばっさり叩き切ってより幾星霜、いつの間にやらNeopan Acros IIとして復活しまして。巷で諸々言われている通りMade in Japan表記からMade in EUになり、スプールもフジ特有だったロック付きの物からシンプルな物へ。更にエンドテープもシールタイプだった物が普通のベロベロ舐めるノリ止め式になったりと、まあほぼ間違いなく製造自体はイルフォードでしょう。
とはいえその性能はかなり旧Acrosめいた感じでして。長時間露光が1000秒程度まで補正不要だったりキテレツな性能なのは変わらず。手前比較的コダック党なのですが使ってみない事には批判もコメントも出来ないわけで、120の方のAcros IIをLinhof Super Technika Vに突っ込み、試写へと出かけました。