ICMのフィギュア、35391番 [“Barbarossa” Operation June 22, 1941]を購入したのでレビュー。
フィギュア全体のポーズは、グンゼの昔のGコンバットシリーズのよう。連行されるソ連戦車兵とそれを見張るドイツ兵二人、さらにその状況を眺めるドイツ将校一人の合計4人のセット。
自然なポーズとモールドは素晴しい。部品の合いもロシア/ウクライナ系のフィギュアとしては中々良い。体躯が若干大振りで徽章類もメルティでアバウトなのは御愛嬌。 装備品は…。ただ、雑嚢だけはピタリとフィットする。何でだ?
連行するッドイツ兵その一。都合上Bと呼んでいる。銃を持って後ろから歩いているポーズ。きっちりと銃のホールドが出来るあたり、良くできたフィギュア。
装備は36年型野戦服にジャックブーツ+kar98と、大戦初期?中期にかけての定番。Kar98とそのアモポーチ、ヘルメットはドラゴンのGen.2の物を使用。Gen.2のアモポーチはそのままだと腕と体の隙間に入らないので、干渉する部分にヤスリがけ。さらに裏面も削り、体にフィットさせて使用。ガスマスクケースはタミヤ、スコップは同じくGen.2より。
連行するドイツ兵その二。都合上Cと呼称。ソ連兵の肩に手をかけて急かしているポーズ。いかにも手に力を込めているような秀逸な造形。
多分41年型野戦服(070617修正:36年型っぽい)+ジャックブーツ+Kar98。やっぱりアモポーチとメット、Kar98はGen.2より。ガスマスクケースとスコップはタミヤより。アモポーチは裏を薄く削り込んだだけでフィットした。
D、連行されるソ連戦車兵。ちょっとポーズがオーバーかな?ソ連兵については詳しくないので特に言える事は無し。
ただちょっと頭の造形が変?メットが大きすぎるような…。
順番的には前後したけどドイツ将校、呼称A。こいつのためにこのセットを買っても良いかもしれない。ポーズは何とも横柄そうで素敵。左手には タバコ(手と一体成形)、右手は背中に回し手袋を握る。いかにも将校然としていて、ちょっと兵よりも体が太めに成形されているっぽい。
こいつに関しては完全にキットのパーツを使用。もしかしたら銃のホルスターはGen.2かタミヤに取り替えるべきかも。ただ、自分は気にならない。
というわけで、初ICMフィギュアレビューでした。全体的に良くできたキットだと思うので、見つけたら確保して損は無い筈。合いも中々良いので是非。ただICMのフィギュアは入手難なのがなぁ…。
じゃあ、今日はここまで。
他のポーズの写真はFlickrにあります。