1/20のフィギュアについて少しだけ偉そうな事

この夏はマシーネン界隈がやたらと盛り上がっていたのを良く覚えている。カウツや念願のフリーゲの再販もあったし、フィギュアセットも出たし、ファルケだって今年の始めの方に出た。fgなんか見ても、Ma.Kタグは盛り上がってるしね。特にフィギュアセット。お金の問題で買わなかったとはいえ、ブリックワークスさんが作ったMa.K+フィギュアって流れを加速させたという点については大いに喜びたい。

ただ、これはブリックワークスさんのフィギュアが出て爆発的に完成品を見る機会が増えた時にも思ったんだけれど、どういうわけだかMa.Kの人達はフィギュアの塗りについての向上心が薄いように感じる。いや、「だからフィギュアの塗装について色々考えてる俺は偉い」と主張したいわけではないんだよ。ただ、あれだけマシーネン本体を上手く塗る事の出来る人達が、どうして1/20のフィギュアにも同じだけ力を注がないのかな、という点が引っ掛るのさ。

マシーネンの上手い人達ってのはとにかく凄い。工作も塗装もモリモリやるのは良く知られている通り。特にマシーネラーの色使いってのは、ヨ式塗装に代表されるように凄い物がある。なのに何故フィギュアになると一気に肌色ベタ塗りとかになってしまうのかな、と疑問に思ってしまうのですよ。

そりゃね、旧NITTOのフィギュアの中には割としょっぱい出来の物も結構ある。グスタフだかコンラートだかのフィギュアも決して良い出来じゃあなかった。でも今はもうそうじゃないわけじゃない? WaveのAFS系に付属のヘッドの出来なんか結構良い出来なわけだし。

ところがマシーネラーの人でフィギュア超絶な人ってあまり見た事ないんだよね。そりゃ顔塗れる人は結構いるけど、そういう人達でも服は何故かベタ塗りにスミ入れしました、とかそんな仕上げだったりする。それは残念だと思うのさ。

まぁ何が言いたいかというと1/20のフィギュアの塗装にもっと目を向けてみても良いんじゃないかな、って事です。1/35より色々出来る可能性を含んだスケールなんだしさ。

じゃあ、今日はここまで。

PS. Youtubeでレストアされたヤークトパンターが主砲を撃っている映像を発見したのでペタリ。流石に弾丸は撃ってないんだろうけどさ。

Restored jagdpanther firing it’s gun