さてチマチマと弄っておりますBf109Z。初簡易キットではありますが、比較的順調に進んでいるような。というか現在は停滞している物のかつてニューコネクションのキットと真剣に向きあった経験が、手前にこのキットを簡単だと思わせ、モチベーションの維持に一役も二役もかっているような気が致します。
前回の続き。スジを掘り直したりなんだりしている関係で三歩進んで二歩下がるような状態で停滞しておりました。いくらBMCタガネというマジックアイテムを入手したとて、やはり本格的にエアモデルをやってきたわけではない手前にとって筋彫りってのはやはり鬼門で御座います。その癖何となくスジを掘り直さないと気持ちわるいような脅迫観念があるから何ともタチが悪いわけで御座いますが。
ペラと脚・タイヤを接着した状態。何度見ても惚れ惚れするような、良い意味でこの頭の悪い感じのフォルムの素敵さ。ちなみにキット付属のキャノピーは合わないってレベルではなく、そもそも合う形になってない(=どうも別のタイプの109の物が入っている)為、以前に作ったエアフィックスの109G6の余剰パーツを流用する事に決定。透明度も申しぶんないし、何よりまだ合いそうな形をしていたのがキメテであります。
上面塗装に入っております。この時点ではキャノピーは接着もその他のメソッドでの固定もしておらず、本当にこの写真の為だけに置いてあるだけ。カラーレシピはハンブロールの98番マットチョコレートを全面に吹き付けた後に、98に22番グロスホワイトを混色してハイライトを吹き付け。色名としてはチョコレートなんだけどこの98番ってどうみても暗い紫だと思うんだけれどなぁ。
末期ルフトヴァッフェらしく緑色の迷彩パターンを追加。下面の水色も塗装済み。大変申しわけない事に緑色のレシピを紛失。30番のマットダークグリーンではなかったような気がするんだけれども。何色だっけなぁ。下面の水色は65番のマットエアクラフトブルーを缶生で。少し白を入れて明くしておくべきだったかなぁ、みたいな感覚も無くは無い。ヒストリカルばっかり塗ってたせいでスケールエフェクトって物をすっかり忘れてしっている事に気付いて割と愕然としました。
↑まで塗った所で右側胴体のキャノピー部をどうしよう、ってのが全く決まっておりませんでした。とりあえずシルバーにしたら急造感出て良いんじゃね?っつってやってみたのがこの状況。失敗。大失敗。急造感っていうか玩具感が酷い。シルバー部分はファレホのアルコール系メタルカラー790″Silver”を使用。粒子が恐しい程細かくて使い易いんだけども、やっぱり合わないなぁ、と軽く後悔。ところでこのアルコール系メタルカラー、上にファレホが乗らないっぽいので、ファレホで塗装している時はお気をつけ下さいませ。あと筆はラッカーシンナーで洗わないと綺麗になってくれないのでそれも注意。アクリル剥離剤では効かなかったぞなもし。
さて現状はこんな感じ。具体的に言うとキャノピーが一応固定された(マイクロスケールのマイクロクリスタルクリアーを使用)のと、一応全面にデカール貼りの為グロスコートを吹いた事が進展かしら。右胴体のキャノピー部は結局そこだけ塗装がハゲてる風に致しました。スミ入れはAK-Interactiveのウォッシング用塗料を使用。これが中々汎用性が高くて宜しい。あとはペラとスピナー、脚、それとパイロットだなぁ。まあ、完成が見えてきたので終わるでしょう。
じゃあ、今日はここまで。
追伸:就活最低の瞬間ってのはこの合否の連絡待ちの期間じゃないかと思います。胃に悪い。