A-Model “72217 Bf109Z” -3

先日最終面接まで進んだ企業からは相変わらず連絡が無く、ヒシヒシと自分が落ちた事を噛み締めております。そろそろ夏採用も募集を締め切る企業が多くなってきて、段々とタマが無くなって参りました。冷静に考えてみれば、僕が海外の大学を卒業した事は、こと就職活動という物に関して言えば、ネガティヴな要素として働く事こそあれ、ポジティヴな要素となった事は一度も無いと言わざるを得ない状況で御座います。精神的に病んでくるね。辛い。

A-Model "72217 Bf109Z" -10 さて、Bf109。右胴体のキャノピー部はこんなんなっております。結局この部分は後付けなわけで、となればそこだけ材質が違うのではなかろうか、という妄想をしつつ、じゃあ剥げてても良いよね、と華麗な自己正当化を決めた結果がこの通り。ファレホのアルコール系シルバーを塗った上に普通にハンブロールをエアブラシで吹きつけ、吹きつけた直後にマスキングテープをペタペタやってこうなりました。色々使い出のありそうな技法なので、これからも活用していきたい次第。ハンブロールが意外に綺麗にガビガビのパターンを作ってくれて実にラッキー。

A-Model "72217 Bf109Z" -11最新の状態はこんな感じ。ひたすらに研ぎ上げている最中で御座います。右翼がほぼ完了した状態で、中翼、左翼と前の工程に遡って行っております。基本の塗装が完了した時点で一層ハンブロールのクリアコートを吹き付け、ガチマットの塗装表面をある程度までグロス方面に持ってきた後、ラッカー系であるMr.Colour GXのクリアーを薄目に希釈してテロッテロになるまで吹き付け、そのクリアー層が完全に乾燥した時点で2000番→3000番の紙ヤスリで表面を研磨。塗装面の凹凸を均し、その上に再びGXクリアーを吹き付ける、という流れ。ハンブロールの基本塗装に対して一度グロスコートを吹くのは、ガチマットすぎるハンブロールの塗膜をグロス方面に持って行く為の下準備であると同時に、クリアーの樹脂で塗膜をコーティングする事により、ハンブロールの塗膜の上にラッカー系の塗料を塗った際に発生しがちである、塗膜に皺がよる現象を防ぐ事が出来るから。更にグロスコートの上にラッカー系のGXクリアーがコートされる為、その上にエナメルでスミイレを行った際に失敗しても下地に影響を与えずエナメル溶剤で拭き取れるようになるというメリットも同時に得られます。

そんなわけで着実に進んでいる109Z。あと数日で完成させたいなぁ。

じゃあ、今日はここまで。