Military Modelling Collectors’ Edition Issue 7

ふとロシアの友達を尋ねてみたなり、軽くロシアへの旅行をググってみたら色々と面倒くさいようで。旅行計画を大使館に提出してビザ取らなきゃいけないらしい。超大変。そしてその友人が10月に函館に行くとの事。なんで手前が日本にいない時に来るかなぁ。

さて、折角海外にいるので去年と同じく模型雑誌の購入を開始。とりあえず去年ユーロミリテール特集号を購入した、Military Modelling”の新しい特集号である"Model Figures Special"が発売されていたので確保。

Military Modelling  Collectors' edition / issue 7 -1

表紙がこんなんで書店の棚でも一際輝いておりました。フィギュア特集号で100ページ組んじやうあたり素敵だなぁ。しかも作品は全部で10個しか載せてない潔さ。

Military Modelling  Collectors' edition / issue 7 -2

白眉はこのHow to。Young Miniatureの90mmフィギュアラインナップよりUS Tank Crew (YM9002)を題材に、Andrea Color/Vallejo Color/Life Colorのアクリル塗料三種類による顔の塗装を解像度の高い写真で解説。

興味深いのは普段あまり雑誌で使用される事のないAndreaのFlesh Paint setを中心に据えて塗装を解説している事。自分もある時期から下地の塗装だとかに使っているけれども、これをメインとして扱う記事ってのは初めて見るかなぁ。

Military Modelling  Collectors' edition / issue 7 -3

2ページ目。写真の下の解説文も簡潔にして必要十分。髪の毛の色の例えが"レモネードのような"とか書くあたりはやっぱり海外の雑誌らしいと思う。

Military Modelling  Collectors' edition / issue 7 -4

3ページ目。帽子の塗装まで。

実際これだけ大きな写真で4ページにわたって顔の塗装の解説をされれば、"自分にも出来るかもしれない"なんて気持が起こるんじゃないかしら。模型を作る上でモチベーションって大事だよ。

そうそう、掲載されている作品の中で一番スゲェな、と思ったのは↓

Military Modelling  Collectors' edition / issue 7 -5

Pegaso Modelsの姉妹ブランド(らしい)Romeo Modelsから発売されている90mmの十字軍騎士をの作例で、組立自体は非常にストレート。ベース以外は本当に箱に入っているままなんだけれども塗装がとにかく目を引く。顔付きや全体の色見もさることながら服、そう服の塗装が凄い。

Military Modelling  Collectors' edition / issue 7 -6

服の麻(なのか?)、というか目の荒い布っぽさの再現が鬼。これが塗装だと言うから恐しい。いやもうとにかく眼福眼福。ちょっとモチベーションが上がりました。

じゃあ、今日はここまで。