[書評]ロボット残党兵(1)

いよいよ明日はワンフェス。楽しみで楽しみでしょうがない。 始発で行く予定なんなけども起きられるかしらん。 どうしても欲しい物が二つあるんだよなぁ。買えると良いなぁ。何でも今回のワンフェスは前回が一度中止になった影響で規模が凄い事になっているそうで。いやぁ、楽しみだ。カタログを穴が空く程眺めていても、見落しがあって、予想外に欲しい物が見つかるのが醍醐味なのかなぁ。

閑話休題。

去年の10月にakiba blogさんの所で発売を見てから気になっていた「ロボット残党兵」を購入。

[tmkm-amazon]4199500995[/tmkm-amazon]

日の丸人と呼ばれる機械化(人造人間化)された兵隊の存在する第二次世界大戦を舞台としたアクション物。絵柄は濃いめ。

話のキモになっているのは、いわゆるロボット物に典型的な人とロボットの対比。脳以外は完全に機械化されている日の丸人達を軍は”兵器”として扱おうとする。しかし彼等は自身を人間だと考えているそのジレンマが色濃く描かれている。加えて軍の内部にも日の丸人を快く思わない一派がいたり、主人公のやはり日の丸人である三船の脳は、更なる進化の可能性を残す為特殊な箱の中に入っていたりと色々と伏線が脹られていて今後の展開が楽しみなのも◯。とはいえまだ一巻しか出てないので、これからどう転ぶのかは全然想像つかづ。

まあ何だかんだ言ったとて劇中に出てくる奇抜なデザインを持つ各国の機械化人のドンパチを素直に楽しむのが一番良いかと。 ちょっと古い作品だけど快傑蒸気探偵団の雰囲気や、Hellsingの画風やらバトルやらが好きな人はきっと気に入ると思う。続き…カナダに帰るまでに出ねぇかなぁ。

絵がどうしても人を選びそうなので
★★★★☆(4)

じゃあ、今日はここまで。