さてさて久しぶりに1/48なんて物を作ってるわけですが、なんともスケールがデカい、と感じてしまうのは1/72に慣れすぎた為でありましょう。いやしかしデカい。面が広いので間延びしないのかがとても心配。ある程度小さい物って誤魔化せる部分が多分にあると思うんですよね。
ザ、エアフィックス、みたいな出来のいいパイロット。手がキチンと操縦桿を掴めるようになっているのはもうお見事としか。
顔の出来も良いし、海外メーカーのこのフィギュアをキッチリ入れてくる姿勢はとても良いと思う。古くはマッチボックスたりから現在もエアフィックスが執拗にパイロットフィギュアを一個入れてくる辺りとか、ズベズダも態々フィギュア着座専用の部品をつけてきていたり。タミヤハセガワも1/48にはパイロットフィギュアつけて欲しいと常々思っております。というか、航空機模型の世界はフィギュア全般にもう少し陽を当てて欲しいな、と。
そういえばルフトヴァッフェのパイロットって制服→革ジャケット→救命胴衣、で良いんですかね?毎度塗るのに悩むこの色。
ダボは酷いがパーツの合い自体は特に悪くないのが嬉しい。バリは割と酷かったりするんだけれど。あまり飛行機のエンジンに何かを感じるタチではないので、臓物は別になくても良いんじゃないかと思ってる派閥です。いや、タミヤのBf109G-6とかスゲェ、スゲェとは思うんだけどさ……。その分部品点数少なくしてくれた方がサクサク行けるというかさ……。正直臓物みたいな物は餅は餅屋でCMKとかその他アフターパーツメーカーの領分として残しておいた方が全体的に幸せになるような気がしてしょうがないんですよね……。
色は何も考えずにVellejoのモデルエアーセット71.165 “Luftwaffe Pre-War to 1941″の中に含まれている” 71.044 Grey RLM02″でブワっと。経験則で言うならファレホのモデルエアは1/72-1/48ぐらいまでは特に混色せず吹いてしまって困らない色に調色されていると思います。一応71044はハンブロール31番相当として指定される事が多いのだけれど、ハンブロールの31とは随分発色が違う感じ。どちらかというと224に近いかな。
マスキングして明細塗装をかけて行く。エアフィックスのプラ、表面触った感じ弾くかなと思ったんだけれども、希釈無しのモデルエアで普通に塗装が出来た。とはいえ塗膜の強度と食い尽き上げるなら普通はVallejoシンナーとVallejoの普段43年頃以降のキットばかり作っているのでこの緑みがかった塗装のBf109はなんとも新鮮に見える。これはこれで格好良いよなぁ。
ライトブルーを塗り込んでこんな感じに。今回スミ入れには試験的にVallejoウォッシュを使用。水性塗料とは思えない程流れるんだけれど、エナメルと違って拭き取る手段がない。どうしよ。とりあえず筆に少な目に含ませて、スミに流すというより「書く」ように使うのかコツかと思います。
じゃあ、今日はここまで。