完成。2mcにエントリーしました。
車体のパーソナルネームはLale"ラーレ"。久しぶりの単色塗装は樂しかったなぁ。
今回チッピングは控えめに。ウォッシングも無し。
スミ入れとドライブラシ、それとそもそものグラデーション塗装でどこまでできるか、という実験もかねてのトライでした。満足。ちなみにドライブラシはサテンホワイトその物でかけてます。そう悪くないんじゃないかな。
よく雑誌やなんかのハウトゥー系だと、「スミ入れは焦げ茶色で」みたいな事が書いてある。でもそれを全ての場合に適応するのは間違っているんじゃなか、と最近思い始めた。というわけで今回のスミ入れは全てサテンブラック。そう悪くないと思わない?
初心者の頃は随分雑誌のハウトゥーを参考にした物だけど、今になって読みなおすと余りに状況を単純化しすぎているんじゃないか、と思う事がしばしば。そんなに画一的な物じゃないと思わない?モデリングって。
あと、最近考えてる事が一つ。塗装済みホーネットヘッドって需要あるかしら?
実際フィギュアの顔の塗装は、樂しいけれど難易度は高いわけで。そこにスパっとレディメイドのヘッドを接着する、っていうのは一つのスマートな解法になる…かなぁ。ならないかもなぁ。
閑話休題。
佐藤大輔の「鏖殺の凶鳥」を読了。
ストーリー(帯より引用):
「第二次世界大戦末期、破滅に瀕したドイツ第三帝国上空で、謎の飛行物体が撃墜された。 それは惨事を継げる伝説の凶鳥、フッケバイン。 回収の回収のために派遣された兵士たちを、想像を絶する悪夢が見舞う。 彼等は闘う。最後の誇りを守るために……。」
佐藤大輔キャラクターとしては酷く珍しい正統派の正義感、フォン・グロスマイスターの格好良さが光る一冊でした。 終戦間近、ドイツ国内の田舎町に墜落した"未確認飛行物体"。狂っていく人であった物。 陸軍降下猟兵部隊達の格好良さ。どれもやたらと記憶に残ります。UFO物というのも氏の著作の中では珍しい。佐藤大輔テイストである独特な言い回しも冴え亘り、特にクライマックスでグロスマイスターがフッケバインの乗員である宇宙人に言い放つセリフは痺れます。オヌヌメ。
じゃあ、今日はここまで。