ソフトスキン狂想曲

Track-Linkフォーラム 「Tristar – Sd.Kfz.222 – New kit」より

全回の記事で「後に続くキットが?」とか書いてたら、おいおいトライスターから発表されまったよ。しかも222。
これはちょっと欲しいなぁ。トライスターらしい繊細なモールドである事は簡単に想像できるし。時代が経ってる分タミヤよりも正確になってるのは間違いないんだろうけどさ。
とはいえタミヤのキットの部品の合いは素晴しいからその点にも配慮してくれると嬉しいけど、 トライスターには出来無いような気がする。
しかしトライスターから発表されて最も怖いのは本当に発売されるのか、という点。
最近新製品(マーダーとか38(t)インテリアセットとか)発表して画像が出てるだけで発売されてないよね?
しかも日本の方もゴタついてるのでイヤン。

とか言ってたら

PMMS 「Bronco Models New releases」より 11月8日アクセス

ブロンコからも221の発表が。また中華内戦か!
という事は近いうちにドラゴンからも発表があってその前にトラペがホイっと放ってくるに違いない。
ただでさえ模型人口なんて減ってるんだから、少いパイをそんなメーカー同士潰しあって減らしちゃマズいんじゃないかなぁ。

さて、値段にもよるけど両方とも買う事になりそうでヤバい。
大好きです、Sd.Kfz 22X。

さて、先日近くのショッピングモールに出掛けた所、その中の本屋の雑誌コーナーで結構な数の模型雑誌を発見。生憎カナダは模型雑誌が無いようで、米国か英国からの輸入品なんだけどさ。
当然購入。

↓以下の四冊。

Military in scale / Oct-08Military in scale / Sep-08
Military Modelling / Sep 12th-08FineScale Modeler / Dec-08

改めてこの4冊を眺めて見て思うのは、日米、というか日本西洋間の模型雑誌のスタンスが大きく違う事。

何より大きく違うのは製作記事。
日本にいた時にAFV Modellerを読んでいても思ったけども、こちらの製作記事は文字を読むよりも写真を見て視覚的に理解させようとしているような雰囲気を感じる。
勿論文字が多い記事もあるけれど、その手の記事はその分ページを割いて写真も解像度の高い物を載せる。
それと正に作業中の写真を載せている事が多い。再現かもしれないとわかっちゃいるけどね。塗装中の写真ならキットにエアブラシが向けられていて、使っている塗料のボトルが奥に写っている、という海外作例記事の基本フォーマットの写真。それだけなのに文章で「塗料何々を塗った後?」と書かれるよりも遥かに製作意欲が湧くような気が。
混色のパーセンテージ載せてる記事も殆ど無いしね。
見える色を造れ、という意味だと解釈しております。

そう、塗装とはそうあるべきだと思うんだ。
「何色と何色と何色を何パーセントずつ混ぜた色」という指示よりも、寧ろその塗られている色を拡大した写真が一枚あって、「この色」という指示。結局我々はその作例を作っている人間ではなく、それを参考に自分の作品を作ろうとしているんだから見えた色で塗ればいい。それが何色を含んでいるか、なんてのは問題じゃないように思う。

二つ程前のエントリーで、花酒氏より頂戴したコメントが何故か化けてしまっているので↓に転載。どうやらコメントの書き込みはUTF-8なのにブログ自体がEUC-JPなのが問題っぽい。とは言えそれをどうこうするスキルなんて持ってないし。どなたか詳しい方求む。

http://zyclyon.blogspot.com/2008/02/ramblings-for-february_26.html
本馬氏、Calvin Tan氏のブログでも紹介されているので
ご覧になって頂ければと。
今回のDAK、塗装見本なんかいまいちだなぁーとか思うのは
私だけでしょうか?

有り難うございました。拝見させて頂きました。
確かにあまり自分も好きな塗ではないです。
さて、結局この方、仙波堂さんの所だと、

アルパインのサイトで彩色を担当したArtur Miniszewski 氏は、細部のタッチコントロールは巧みですが、全体の雰囲気に緊張感を持たせることが出来ないため、彼が彩色担当したフィギュアは極端に売れ行きが下がる、と言う販売店にとって疫病神のような方であります。

と書かれちまってるし。
でもキットの出来は案外良さげ。
それでも本命は今Calvin Tan氏のブログに上がっているパイパーですがね。

じゃあ、今日はここまで。